美術鑑賞の「さしすせそ」展を見たことは前記事に
ここへ行った後で、行きたいお店があったんです
昨年6月に、かわら美術館へ「ヤマザキマリの世界」展を見に来た時、
コラボスイーツがいただけるってことで行ったんですが、
とても素敵だったので、是非また行きたいって思ってたんです。
(以下、前回と今回撮った写真が混在しています)
中世ルネサンスブックカフェ「Tür テューア」

「中世」や「ルネサンス」に関する本が並び、自由に読める中で、
スイーツとコーヒーがいただけるという、私の趣味にド・ストライクなカフェ!
かわら美術館からは徒歩5分くらい。
高浜港駅へ帰る途中の道を少し曲がって行ったところにあります。
外観は、看板がなければ見落としてしまうくらいそっけないカンジなんですが、

お店の前の駐車場は軽自動車専用(3台)
普通乗用車はちょっと入ったところに5台分の貸駐車場があるそう。

「Tür テューア」とは、ドイツ語で「扉」

店内は古民家風で落ち着いた雰囲気。
今回いただいたのは、冬季限定スイーツ・マルメロケーキ
そしてコーヒーは、オリジナルブレンドと
期間限定の「優しき道化」というコーヒーがあるとのことで、
せっかくだから「優しき道化」を選びました。(期間限定に弱い私(^^;

アルコールをとばしたワインのゼリーとかわいい焼き菓子が付いてきます♡
マルメロ(西洋かりん)が入ったケーキ。ちょっと梨のような食感?
コーヒーがとても優しい味! しっかりコーヒーの味なんだけど、苦みがないというか、
とても飲みやすくて美味しかった。
このセットで900円(税込)なんですよ! 信じられます?!
もちろん本も読み放題!!

今回、「アナトミア―解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている―」の複製原画展をやっていました。
実は前回来た時もちょっと見たマンガなんですけど、
前回はヤマザキマリの本なども読んでたので、
今回最初からじっくりと読ませてもらいました。

ルネサンス時代のイタリアが舞台。当時は理髪店が外科医も兼ねていたんですね。
床屋の赤白青のポールはその名残(?)で、動脈・包帯・静脈を表しているって聞いたことある。(諸説あるそうですが)
そして当時の医療は、瀉血(しゃけつ)体から血を抜くのが主な治療法。
主人公トトは、当時絶対だと信じられていた古くからの医学書に疑問を持ち、
痛みのない治療法を探ろうとします。
そんな中、出会った画家・レニーは、本当の人間を描きたいと、タブーとされていた人体解剖に挑みます。
レニーこそ、ルネサンスを代表する画家で、建築や科学などにも才能を発揮した巨人
レオナルド・ダ・ヴィンチ !
ボッティチェリやロレンツォ・デ・メディチも登場するし、
2巻の終わりでは、生意気な少年としてミケランジェロも登場します。
(今回、2巻までしか読めなかった(^^;)



このブログ書くために、テューアのウェブサイト見たら、
https://bookcafe-tur.com/
1月18日(土)に、「アナトミア」の漫画家 高城玲先生のトークショー&サイン会が開催されたと!!
テューアのサイトにイベントの様子がアップされてました
https://bookcafe-tur.com/?p=3906
アーサー王伝説を吟遊詩人の弾き語りで 2月15日(日)13:30~16:00 とか、
魅力的なイベントも開催されているよう!
2024年6月16日(日)、かわら美術館「ヤマザキマリの世界」展の帰りに行った時は、
展覧会とのコラボスイーツ「クロスタータ」とアイスコーヒーをいただきました。
900円(税込)

クロスタータとは、イタリアの郷土スイーツで、ヤマザキマリ展とのコラボで、古代ローマの料理人アピキウスのレシピをもとにアレンジしたものだそう。展覧会ロゴの缶バッジがプレゼントで付いてきました♡


ヤマザキマリのオールカラー漫画「リ・アルティジャーニ」

展覧会では、マンガができるまでの「ネーム」「下絵」「彩色」と
レイヤー展示がされてました。



ついでに「ヤマザキマリの世界」展のことを


「テルマエ・ロマエ」2巻表紙に使われた絵ですね!

(左)「オリンピア・キュクロス」でデメトリウスが作った壺が作られてる(^▽^)
右の壺はブダペストにある《競技者のいる黒像式アンフォラ》のレプリカ

反対側から

「オリンピア・キュクロス」

手塚治虫先生が重要な役で登場しましたね。

カラカラ帝浴場の復元縮小模型


壺や模型は、ヤマザキマリが客員教授をつとめる東京造形大学で、
学生たちが「ヤマザキマリ原画展プロジェクト」として制作、
東京造形大学附属美術館で「ヤマザキマリの世界」展として
2022年10月25日~11月26日に開催された展覧会で展示されたもの。
その展覧会が、
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館に
2024年4月13日(土)~6月30日(日)に巡回してきました。
ヤマザキマリの油絵が3点展示されていました。

様々なイラスト

そして子どもの頃の絵も

やっぱり「テルマエ・ロマエ」は最高!

2024年から「続テルマエ・ロマエ」の連載が開始されてたんですね!

ロビーに展示されていた《ヤマザキマリワールドの学堂》

ラファエロの《アテネの学堂》に描かれた人物像をヤマザキマリ作品の登場人物で置き換えたもの。東京造形大学グラフィックデザイン、メディアデザイン両専攻の学生中心で制作。
中世ルネサンスブックカフェ「テューア」: https://bookcafe-tur.com/

この記事へのコメント
sknys
妻リウィアに離縁されて落ち込んで、性的不能に陥ったルシウスが「金精まつり」の露天風呂から、金精大明神として出現する場面は最高でした^^;
ポルトガル生まれのベレン君(ベンガル種)が昨年11月に他界したそうです。>﹏<。
(https://www.instagram.com/thermariyamazaki/p/DCFp2IUz_zJ/)
しーちゃん