「岐阜アートフォーラム ~時空の住処13~
純情動物園Ⅱ」 へ行きました。

上宮寺で開催されるアートのイベント、2018年10月には
奥村晃史さんと望月鮎佳さんの二人展として
『純情動物園』と題された展覧会が開催されましたが、
岐阜アートフォーラム「純情動物園」展:
https://shizukozb.seesaa.net/article/2018-10-11.html
Ⅱとなる今回は、チラシ表面に使われている小田隆さんと、
10名のアーティストが参加されていました。

上宮寺の門をくぐると(写真は帰る時に撮ったもの)
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上宮寺のシンボルともいえる樹齢400年超の銀杏の木の根元が
巨大な足! タイトルも《オテラノサウルス》(^▽^)
衣笠文彦さんの作品
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牛の彫刻は、前年の「純情動物園」で二人展をされた
望月鮎佳さんの《愛情》
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林隆一さんの作品《再生》
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迫力あるボールペン画を描かれる林隆一さん。
立体作品も作っていらっしゃいます。
2016年に上宮寺で「絵本 林隆一展」を開催されてます。
https://shizukozb.seesaa.net/article/2016-10-31.html
庫裡の入口正面には、小田隆さんのシーラカンスの絵が
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入口横には、
衣笠文彦《動物の目 シリーズ》
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左(1)はアフリカゾウの目。瞳に銃をかまえたハンターが映ってます。
右(2)はアリの目 点ですね (・o・)
座敷へ進むと、
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大きなキリンはインパクトあります!!
新聞紙でできてるんですって?!
岡崎芳晴さんの作品
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小鹿の彫刻は、林隆一さんの《born as a life》
後ろの絵は、渡辺悠太さん。迫力です。
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生まれたばかりで立ち上がろうとしている
必死な目と細い脚が印象的。
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左から
荻下丈さんの《ジョーザウルス》
佐藤昌宏さんの油彩画
林隆一さんのボールペン画
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《ジョーザウルス》のお腹に落がきができます(^▽^)
写経ならぬお手本の動物たちの絵をなぞって描く
写動物のコーナーもありました。

佐藤昌宏さんは2018年の「第9回 円空大賞展」で
円空賞を受賞されてましたね。
https://shizukozb.seesaa.net/article/2018-02-15.html
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床の間には小田隆さんの絵と奥村晃史さんの油彩画
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離れの茶室には、小田隆さんのシーラカンスの絵と、
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《アジアゾウの死産胎児》の絵が。
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隣の部屋には、奥村晃史さんの作品
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白いヤギさんと見たら‥‥オシャレではないですか!
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この絵面白い!! 金屏風も描かれているんですね!
まるで羊やヤギが空中に浮かんでいるように見えます。
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エリザベスカラーをつけたうさぎ
この部屋、置かれたり吊るされたりしたガラス玉に光があたって、
あちこちキラキラしてるんです。
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襖にはグラフィックな作品が
中村直永《四角いいきもの1》
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本堂には
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小田隆《アジアゾウの死産胎児》
金色の光に包まれて神々しい‥‥場所も場所だけに
思わず手を合わせたくなりました。
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チラシ表面に使われている小田隆《ウマ》2014年
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チラシ裏面の、作者の小田隆さんの文章
今回の出品作のひとつである、ウマを原寸大で描いた油彩作品は、生きたウマをモチーフとしたものではなく、解剖図の組み合わせから生み出されたものだ。プロポーションも骨格図から計測し、肩までの高さを160cmとして、原寸大のサイズを決定している。構図が決まるまでには、何枚ものラフスケッチを必要とした。特定の個体がいないため、様々なウマの資料を参照している。生きたモデルのいない、絵の中にだけ存在する個体とも言える。それであっても、リアリティを感じさせる生物を描くという目標は達成できたと考えている。
ご本尊の周囲や内陣を飾る打敷は、ご住職である小笠原宣さんの作品。
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脇の壁(襖?)にも絵が描かれています。
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本堂の裏には、荻下丈さんの描いた魚たちが
ぶら下がってゆらゆらしているところに、
映像作家のTERAMAKIさんの協力で映像がかぶせられて
キラキラと素敵な空間になってます。
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本堂から庫裡へ戻る階段
窓に映った影が面白かったので撮りました。
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とても素敵な展覧会でした。
奥村晃史さんのクリアファイルを購入したら(400円)
サインを入れてくださいました!
小田隆さんと、望月鮎佳さんの缶バッジも購入(各300円)

岐阜アートフォーラム: https://gifuartforum.wordpress.com/
小田隆ウェブサイト: http://www.studio-corvo.com/
小田隆さん、図鑑や博物館の復元画も描いてらっしゃるんですね。
岐阜県博物館のチラシ
ヒラマキウマの復元画とカリコテリウム類の復元画

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