見に行ったことの続きです。
前記事で、東岡崎駅ビルと石原邸のことを書きました。
あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16
それから、2013年のトリエンナーレでも会場になっていた
岡崎シビコへ。
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トリエンナーレの案内所などもある入口を通って、
エスカレーターの横には、オカザえもんのパネルもありました。
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レトロ感がものすごくいい、シビコの冊子と
(そうかー、シビコのオープン時には
ガラス張りのエレベーターなんかもあったんだ!!)

オカザえもんじゃなくて「オカザえんぬ」が籠田公園の
ネットプロジェクトをやっている表紙の岡崎のフリーペーパー。
ナゼか娘がバイトしているコンビニまで紹介しちゃうご隠居さんの
みちくさツアーの記事が面白かった!
次はぜひ「喫茶 丘」へ行かなくちゃ!!
2階の休憩スペースはこんなアートな雰囲気。
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普通(トリエンナーレではない)の写真展も行われていました。
『地球は生きている』鈴木毅写真展9月2日(金)~9月30日(金)
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ちょっとわかりにくい場所にあるエレベーターで6階へ上がると
おお、なんか迫力です。
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O-15コラムプロジェクト
「トランスディメンション―イメージの未来形」
デジタルの潮流の中で、大転換期を迎えている「写真」の
未来――「次元」の問題、ポスト・インターネット時代における
写真の3D化シンドローム――とかって説明はありましたが‥‥
ディレクター:後藤繁雄
参加作家:赤石隆明、ルーカス・ブラロック、勝又公仁彦、小山泰介+名和晃平、横田大輔
で、この大量の紙屑(?)の山は何??
横田大輔(YOKOTA Daisuke)の作品らしいのですが。
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鏡に映って会場がさらに広く見えます。
ルーカス・ブラロック これも写真??
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勝又公仁彦(KATSUMATA Kunihiko)の映像
乙川の上流で石を採取している場面。
スクリーンの前に石が置かれていて、石にも上から映写されていて、
水の中にあるように見えたのが趣があった。
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スクリーンの反対側には、街の光が多重になっている写真。
幻想的で美しい。
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小山泰介+名和晃平の展示
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こんな彫刻??も置かれていたんですが‥‥
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「写真家たちが、3Dとして「写真」を急速に再定義しはじめたことも注目すべきことだと思われる。」
こんな展示も。赤石隆明の作品らしいです。
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巨大なクッション?
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無人販売のミュージアムショップ(?) 料金箱が置いてあります。
写真集や、後ろの冷蔵ケースにはTシャツが入っていました。
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奥の展示スペースでは、ハッサン・ハーン(Hassan KHAN)の作品
《DOM-TAK-TAK-DOM-TAK》
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スピーカーから音楽が流されています。時々光の色も変わります。
この音楽は、エジプト、カイロのポピュラー・ミュージック
「シャービー」を分析して、6名のミュージシャンがそれぞれ個別に
レコーディングしたものをミックスしたとか。
そして、大きな廃墟のようなスペースにあったのが、
野村在(NOMURA Zai)の作品。
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モニターが積み上げられた《それでも世界は周り続ける》
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中で花火を爆発させた痕跡
《"Untitled"(箱に詰められた直径80mの打ち上げ花火)》
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《"Untitled"(雨の型取り)》
雨水とポリカプロラクトンで作られているそう
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前回2013年のトリエンナーレでは、5階、6階、屋上に
作品があったけど、今回は6階のみ。
(10月6日(木)~10日(月)に、屋上で舞台芸術が行われるそうですが)
エレベーターで降りました。
シビコ1階、岡崎アートコミュニティセンターのオカザえもん
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シビコを出て、岡崎表屋へ向かいます。
おお、なんか面白そうなお店が。街路樹で隠れてしまいましたが、
店先の大きな手のひらがインパクト!
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前回(2013年のトリエンナーレ)来た時に買った、
オカザえもんどら焼き、絶品だった!
いろんなスイーツも魅力だったけど、時間も気になって‥‥
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岡崎表屋
私は岡崎公園の方から来たので、古いビルwwだとは思ったけど、
前に黄色いTシャツのボランティアの方がいなければ、
通り過ぎてしまうくらいでしたが、
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東側から見たビルのインパクトがすごい!!
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1階はまだ事務所になっているようです。
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このビルの2階・3階に展示されていたのが、
シュレヤス・カルレ(Shreyas KARLE)
《帰ってきた、帰ってきた:横のドアから入って》
建物の横の非常階段を上がって、玄関に入り、
チケットを見せ、鑑賞ガイドやお土産(?)をもらって、
(お土産にもらった小冊子と岡崎表屋のマッチ)

土足のまま畳の部屋にも上がり込んで鑑賞します。
最初の部屋にあったサイドボード。
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鑑賞ガイドがないと(あってもだけど)どれが作品で、
どれが元からあったものかわかりません。
隣の台所には、水のない洗面器にこんなものが置かれています。
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キッチンに置かれた2つのコップや2つのカップも作品‥‥
(ガイドにはいろいろ意図が書かれていたなぁ)
置かれている菜箸も作品。先がものすごく細く尖っています。
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物置の棚に置かれた作品
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塗りの盆が二つ組み合わさった形、面白いです。
(なかなか素敵なタイトルがついていたんですが、忘れてしまいました)
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棚に紙の包みが置かれているのも作品なんだそうです!!
(ちゃんと中の紙を数えて梱包したんだとか)
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窓のカーブが印象的なこの部屋、作品はどこに??って見まわしていたら、
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ボランティアスタッフの方が説明してくれました。
このカーテンが作品なんだそう。え??フツーのカーテンに見えるけど‥‥
実は、表裏反対に取り付けられているそう。普通は外が表で、
部屋の中から見るのは裏だけど、部屋の中からカーテンの表が見えるようにと。
ハハハww
レトロな階段を上がって3階へ。
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こんなところにも作品が(y字状の金属パイプ)
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暗がりの中、レトロなテレビと電気スタンドが向かい合っています。
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スタンドはテレビを照らし、テレビはスタンドを映し出しています。
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おー、レトロな洗面所。ガラスの向こうは入れませんでした。
あれ? ガラスの向こうの絵の他に作品番号があるけど‥‥??
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よく見たら、洗面器の排水口が塞がれて、水が張ってあるじゃないですか!!
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3階の部屋。レトロなソファと赤いマットもも、ちろん作品!
(タイトル忘れてしまいましたが、それぞれ素敵なんですよ)
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いやー!!なんか笑っちゃう!! 面白かった!!
そして、今回ぜひ乗らなくちゃ!!と楽しみにしていたのが、
乙川の和船。
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あいちトリエンナーレ2016のチケットで乗ることができるんですよ!!
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運行日は、8月11日(木・祝)~10月2日(日)の金土日
時間は(岡崎城下)10:00~18:00の毎時00分、30分発(12:00、12:30の回は運休)
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「五万石でも岡崎さまは、お城下まで舟が着く」と言われた
昔の船着き場の碑
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17:30発の船に乗ることができました。
レンタサイクル(東岡崎駅の受付でチケットを提示すれば無料利用できるそう)も
乗せて出航です。
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日暮れも近いです。
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10分もかからずに、東岡崎駅近くの岸に到着。後ろは明代橋。
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公式ガイドブックにも載っていた、参道を電車が通るという
六所神社をちょっと見てみようと。
おぉ、なかなか面白い風景です!
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風格のある松並木に驚きました。
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そして、とても立派な神社だったことにも!
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6世紀創立の古社だそう。日も暮れてきたし、境内広そうだし、
門などの建物が修理中だったこともあり、参拝は次回にして、
名鉄電車で帰りました。
あいちトリエンナーレ2016岡崎エリア、面白かったです!!
岡崎公園多目的広場の作品が、10月1日(土)~16日(日)の
期間限定で開催されるってことなので、もう一度来たいって考えてます!!
あいちトリエンナーレ2016の記事:
あいちトリエンナーレ2016 (1) 愛知芸術文化センター10階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-04
あいちトリエンナーレ2016 (2) 愛知芸術文化センター8階
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-05
あいちトリエンナーレ2016 (3) 岡崎エリアその1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2016-09-16
前回のあいちトリエンナーレ2013岡崎エリアの記事:
あいちトリエンナーレ2013 (3) 岡崎エリア その1
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-10
あいちトリエンナーレ2013 (4) 岡崎エリア その2
http://shizukozb.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11
あいちトリエンナーレ公式サイト: http://aichitriennale.jp/
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