青いバラが欲しいですか?




バナーはありません

ちょっと前からサイドバーに設置したアフィリエイトバナーです。
アフィリエイトってどうなんでしょう? と、始めてみましたが、やはり、
私のこのブログでは、月々のクリック数でさえ一桁という結果で、
当然ながら、収入もゼロです。

最近はバリューコマースのサイトも覗いていませんし、配信されるメールも
ほとんど読んでいないような状態でしたが、たまたま新着ECサイトを紹介する
メールを見て、この「バラ市場」をクリックしてみたのです。
ブログに貼るバナーとして、バラの画像なんかキレイでいいかなぁと。

そうしたら‥‥青いバラや、虹色のバラの画像に、驚いてしまいました!

英語で「Blue Rose」というのは、不可能という意味で使われています。
青いバラは育種家の長年の夢でしたが、バラに青い色のDNAがないので、
青いバラを作るのは不可能だとされてきました。

しかし、不可能だといわれると、挑戦したくなるものなんでしょうか、
青いバラを作り出したいと、最近はバイオテクノロジーを使って、
様々な研究機関で様々な開発研究がされてきました。
2004年にサントリーが青いバラの開発に成功したというのがニュースになっていました。

でも、その「サントリーブルーローズ アプローズ」画像で見る限りでは、
ブルーというより紫といった色なんですけどね。

この「パラ市場」の青いバラは、本当に真っ青!
「ロイヤルブルー」と表現されていましたが、鮮明な美しい青色をしています。

造花ではないんです。

白いバラに青い色素を吸収させて、青く発色させているそう。
オランダの特殊な技術なんだそうです。
オランダの会社で染められて、空輸されてきます。

そして、様々な色を吸収させて、虹色のバラも作っています。
レインボーローズ

当然、とってもお高いです。
青いバラは、10本からの注文だそうですが、
価格は、1本735円のところ、インターネット価格で630円(送料別途)

レインボーローズは、5本以上の注文で、
1本1,100円のところ、インターネット価格で950円(送料別途)

でも、こんなバラを贈られたら、すっごくインパクトありますよね!

私の好きな漫画家・岡崎二郎先生の「アフター0」に、
「幸せはどんな色」というエピソードがあります。
1993年の作品なので、まだブルーローズが出来ていない時代の話です。

こちらの単行本に収録されています。
「アフター0 著者再編集版5」

アフター0―著者再編集版 (5) (ビッグコミックスオーサーズ・セレクション)

アフター0―著者再編集版 (5) (ビッグコミックスオーサーズ・セレクション)

  • 作者: 岡崎 二郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/09/30
  • メディア: コミック


オランダの優秀な青年、アランは、植物バイオの研究をしている。
彼は自由自在に花の色をコントロールすることに成功し、
青いバラを作り出す。その花は、会社に、そしてオランダの外貨収益に
莫大な利益をもたらし、アランはその功績が認められ、会社の取締役に抜擢される。
だが、久しぶりに会った恋人に、
「珍しくなくても、価値なんかなくても、私は、普通の赤いバラが好きだわ」
と言われたアランは、自分の研究が否定されたと思って、怒ってしまう。
アランは彼の研究に疑問を持つ会社の人間にこう演説する。
(このあたり、岡崎二郎先生得意のウンチクがちりばめられています)
「かつて、センパー・アウグストゥスと呼ばれるチューリップは、
 球根1個が、当時の平均収入の17年分+αという高額で取引されたんだ。
 すぐれた花は莫大な富をもたらすんだよ。」
「第一、君たちは、チューリップがこの国に、どれだけ外貨を与えてきたか、
 知っているのかね!?」
だが‥‥時が経ち、アランは彼のバイテク・フラワーが売れていないこと、
彼が強引に進めたプロジェクトの開発費さえ回収できないということで、
取締役を解任されてしまう。
爆発的に売れたブルーローズも、今ではかつての勢いはないとのことで、
彼は恋人の言葉を思い出すのであった。
で、この後、ストーリーはハッピーエンドで終わるのだけど、
このブルーローズやレインボーローズの画像を見て、このマンガを思い出してしまいました。
(アランは、水玉のバラの研究もしていた)

バラ市場では、「サントリーブルーローズ アプローズ」も販売していますが、
こちらは、数量限定(お一人様1本まで(!))
そして価格も、1本3,150円のところインターネット価格2,835円と高価
なのに、割り当てられた本数はもう全て売り切れの状態のよう。

やっぱり、人は珍しい青いバラを欲しがるんでしょうか?
話題性ということもあるでしょうね。だとしたら、この人気はいつまで続くのか?
なんてちょっとイジワルなことも考えてしまいます。
だって、このバラ、画像で見る限りでは、
藤色のバラとして有名な「ブルームーン」あたりとそんなに変わらないような‥‥
各務原浄化センターのバラ で、ブルームーンの画像もあります。

私は‥‥サントリーのブルーローズはそんなに欲しくないけど、
青いバラや、レインボーローズは、ちょっと欲しいかも‥‥?
もちろん、今の我が家の経済状態ではとても買えませんけど。

あなたはいかがですか?

青いバラや虹色のバラが欲しい方は、こちらからどうぞ



「バラ市場」のアフィリエイトは終了しました。
「レインボーローズ」で検索してみてください。

この記事へのコメント

  • たまのママ

    サントリーの青いバラ、確かに紫色ですよね~。こんな色のバラなら以前からあります。
    珍しい色、青いバラ・・・私は全然興味が湧かないんです。
    バラは、やっぱり暖色系が好きです。
    もちろん白いバラは好きだけど。
    青いバラって・・・いかにも造られた感じがして不自然でイヤだなぁ~って思うのです。
    プレゼントされても、嬉しくないなぁ。
    2009年12月06日 00:20
  • しーちゃん

    たまのママさん、コメントありがとうございます。この青いバラ、青い色素で加工しているということからいうと、造花ともいえるかも知れませんね。さらに不思議なのが虹色のバラ。どうやって加工しているかはトップシークレットなんだそうです。ここまでするか!という気もしますが、私はこの画像を見て、ちょっと欲しくなってしまいました。
    2009年12月07日 00:30
  • じゅんでーす!

    恥ずかしいですが、ブログ始めました。よろしくです。
    2009年12月07日 21:28
  • しーちゃん

    じゅんちゃん、ブログの報告ありがとうございます。ダンナ様のブログでは、あまり猫のことが書かれてなかったので、待ち遠しかったんですよ。予想通り、じゅんちゃんのブログはパクちゃんはじめ猫ちゃんの記事がたくさんあって嬉しい!わー、もう結構記事あるじゃないですか!さかのぼって読ませていただきました。これからもよろしくです。
    2009年12月08日 01:06
  • sknys

    しーちゃん、こんばんは。
    山岸凉子に「ブルー・ロージス」という短篇がありました。
    男運のない独身イラストレータの川田黎子(29歳)は
    S社の新入り編集者・中嶋和久(27歳)と恋愛関係になるけれど、
    イケメン男の方は二股だった!?‥‥

    テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』の中のエピソードを
    引用しています。
    プルーローシス(pleurosis)をブルーロージス(blueroses)、
    「胸膜炎」を「青い薔薇」と聞き間違えたんですね。

    川田黎子は独白する──
    《わたしは青い薔薇(ブルーロージス)のローラと同じだったのだわ‥‥
    彼女も また与えられたかにみえた愛に素通りされてゆく‥‥》
    山岸凉子が描く女主人公は内省的だなぁ^^;
    2009年12月08日 21:20
  • しーちゃん

    sknysさん、 コメントありがとうございます。山岸凉子の「ブルー・ロージス」、文庫で読みました。ヒロインと私は性格が似ているところがあり、胸にグサッとくるような、ある意味怖いマンガでした。ブルーロージス、青いバラは男性に臆病な女性という意味もあるんですね。
    2009年12月09日 23:16

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